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島なのに東京!伊豆大島・八丈島・小笠原へ:行き方、船の時間、名物、アクティビティ

公開日: 2026-10-15

島なのに東京!伊豆大島・八丈島・小笠原へ:行き方、船の時間、名物、アクティビティ
写真: Japan Coast Guard / Attribution

東京には、ビルの街からは想像できない「島」がたくさんあります。火山の砂漠、白い砂浜、野生のイルカ、満天の星。じつはどれも東京都です。主な島の見どころと、船や飛行機での行き方をまとめました。

東京の島々の位置。伊豆諸島は東京から南へ点々と続き、小笠原諸島はさらに南へ約1,000km。タップで拡大できます。
東京の島々の位置。伊豆諸島は東京から南へ点々と続き、小笠原諸島はさらに南へ約1,000km。タップで拡大できます。

まずは結論

島行き方とかかる時間見どころ
伊豆大島ジェット船で約1時間45分/夜行の大型客船/調布から飛行機三原山と裏砂漠、椿、サイクリング
新島・式根島ジェット船で約2時間20分白い砂浜とサーフィン、海辺の無料の露天風呂
神津島ジェット船で約3時間5分星空保護区の星空、透きとおった海
御蔵島夜行の大型客船で約7時間25分野生のイルカと泳ぐ
八丈島羽田から飛行機で約55分/夜行の大型客船で約10時間20分八丈富士、温泉、島寿司、冬のクジラ
青ヶ島八丈島からヘリコプターで約20分世界でも珍しい「二重カルデラ」
小笠原(父島)竹芝から「おがさわら丸」で約24時間(空港なし)世界自然遺産、クジラ、イルカ
💡

はじめてなら伊豆大島がおすすめ。ジェット船なら日帰りもでき、火山の景色とサイクリングを手軽に楽しめます。

ℹ️

時間は東京・竹芝からの最短の目安です(東海汽船・各島の観光協会の公式情報より)。

島なのに「東京」

  • 東京の南の海に浮かぶ伊豆諸島と小笠原諸島は、すべて東京都です。小笠原は、都心から約1,000kmも離れています。
  • 島を走る車のナンバープレートは、都心と同じ「品川」ナンバー。島で見つけると、ちょっと不思議な気分になります。
  • 島ごとに言葉や料理、お祭りがちがい、同じ東京とは思えない世界が広がっています。

船と飛行機の乗り方

出発は「竹芝客船ターミナル」

伊豆諸島と小笠原へ行く船は、どれも東京の竹芝客船ターミナル(東京都港区海岸1-12-2)から出ます。東京湾に面した港で、都心からすぐです。

  • ゆりかもめ「竹芝駅」から歩いて約1分(いちばん近い駅)
  • JR「浜松町駅」北口から歩いて約8分(山手線・京浜東北線)
  • 地下鉄「大門駅」から歩いて約10分(都営浅草線・大江戸線)
  • 羽田空港からは、東京モノレールで終点の浜松町駅へ。そこから歩けます。
竹芝客船ターミナルの場所。 Google マップで開く ↗
  • ターミナルには、待合室、コインロッカー、売店、レストラン、ATM、無料Wi-Fiがあります。
  • 島の特産品のお店「東京愛らんど」もあり、出発前に島の味を見つけられます。
  • 乗船の手続きがあるので、出港の30分前までにはターミナルに着きましょう。

船と飛行機の選び方

乗りもの特徴料金の目安
ジェット船海の上を浮いて走る高速船。座席に座って、大島・新島などへ速く行けます大型客船の安い席より高め
大型客船(夜行)夜に竹芝を出て、朝に島に着きます。大部屋で横になれる「2等」から個室まで大部屋の「2等」がいちばん手ごろ
飛行機羽田から八丈島、調布飛行場から大島・新島・神津島・三宅島へ。いちばん速いいちばん高め。席が少ないので早めに予約を
  1. 東海汽船の公式サイト(英語あり)で、船を予約します。
  2. 当日は出発の少し前に竹芝客船ターミナルへ。予約した乗船券を受け取ります。
  3. 夜行の船は、売店や自動販売機があります。毛布を借りられる席もあります。
  4. 島に着いたら、港から宿の送迎やバスで移動します。
🙅

島へ行く船や飛行機は、風や波で欠航することがよくあります。帰りの日に余裕を持たせ、出発前に運航状況を確認しましょう。

💡

静岡県の熱海からも、伊豆大島へジェット船が出ています(約45分)。箱根や伊豆の旅と組み合わせるのも楽しいです。

伊豆大島:火山と椿の島

今も活動する火山「三原山」がある島です。島全体がジオパークになっています。

三原山三原山山頂の火口のまわりを歩けます。ゴツゴツした溶岩の景色は、まるで別の星のよう。
裏砂漠裏砂漠黒い火山の砂が広がる場所で、国土地理院の地図に「砂漠」と書かれているのは日本でここだけです。(写真は三原山の黒い砂の斜面)
地層大切断面地層大切断面道路ぞいに、しま模様の地層がおよそ800mも続きます。「バームクーヘン」とも呼ばれます。
椿まつり椿まつり島は椿の花で有名。冬から春にかけて「伊豆大島椿まつり」が開かれます。

サイクリングで島めぐり

  • 島をぐるりと一周する道は約46km。信号が少なく、海と火山を見ながら走れます。
  • 坂が多いので、電動アシスト自転車のレンタルがおすすめ。港の近くにレンタサイクルのお店があります。
  • 一周しなくても、海ぞいを少し走るだけで気持ちいいです。

新島・式根島・神津島:海と温泉と星

新島・羽伏浦海岸新島・羽伏浦海岸白い砂浜が約6.5km続く、サーフィンで有名な海岸。大会も開かれます。
新島・モヤイ像新島・モヤイ像島でとれる「コーガ石」で作られた石像が、島のあちこちに立っています。コーガ石がとれるのは、新島とイタリアのリパリ島だけといわれます。写真は渋谷駅のモヤイ像で、1980年に新島から贈られたものです。
新島・湯の浜露天温泉新島・湯の浜露天温泉古代ギリシャの神殿のような形の、海辺の露天風呂。無料で、24時間入れます(水着で入ります)。
式根島・地鉈温泉式根島・地鉈温泉岩の割れ目にある、海とつながった天然の温泉。潮の満ち引きでお湯の温度が変わります。
神津島神津島2020年、島全体が「星空保護区」に認定されました。日本で2番目です。夜は満天の星が広がります。

御蔵島:野生のイルカと泳ぐ

  • 島のまわりには野生のイルカがすんでいて、ガイドと一緒にドルフィンスイム(イルカと泳ぐツアー)ができます。季節はおよそ春から秋です。
🙅

御蔵島は宿がとても少ないため、宿の予約がないと上陸できません。旅の計画は、宿の予約から始めましょう。

八丈島:南国気分の東京

羽田から飛行機で約55分。ヤシの木が並ぶ、あたたかい島です。

八丈富士八丈富士島のシンボルの山。山頂の火口のまわりを一周する「お鉢めぐり」が人気です。
島寿司島寿司しょうゆだれに漬けた魚を、甘めのごはんでにぎるお寿司。わさびの代わりにからしをつけるのが特徴です。
明日葉とくさや明日葉とくさや「今日つんでも明日には芽が出る」といわれる野菜「明日葉」。においの強い干物「くさや」も名物です。(写真はくさや)
冬のクジラ冬のクジラ冬から春にかけてザトウクジラがやってきます。陸の上から見られることもあります。
黄八丈黄八丈黄色・茶色・黒の3色が美しい、島の伝統の絹織物。江戸時代から知られています。(絵は竹久夢二『黄八丈』1931年)
光るキノコ光るキノコ暗い森で緑色に光るキノコ「ヤコウタケ」。ビジターセンターで一年中見られます。(写真は八丈島の植物公園で撮影)
  • 島には海の見える温泉がたくさんあり、ドライブの途中に立ち寄れます。

青ヶ島:カルデラの中にもうひとつの火山

二重カルデラ二重カルデラ大きな火口の中に、もうひとつ小さな火山「丸山」がある、世界でも珍しい地形です。
ひんぎゃひんぎゃ地面からわき出る火山の蒸気のこと。蒸気で野菜や卵を蒸したり、地熱のサウナに入ったりできます。
🙅

八丈島から青ヶ島への船は、波が高いとよく欠航します(就航率は5〜6割ほど)。ヘリコプター「東京愛らんどシャトル」は定員9名で、予約が必要です。

小笠原諸島:船で24時間、東京の楽園

飛行機がなく、竹芝から船で約24時間。それでも行きたい人が絶えない、特別な島々です。

父島父島「ボニンブルー」と呼ばれる青い海と白い砂浜。2011年に世界自然遺産に登録されました。
おがさわら丸おがさわら丸竹芝と父島を約24時間で結ぶ船。ふだんは約6日に1便なので、旅は最短でも6日間ほどになります。
ホエールウォッチングホエールウォッチング冬から春(見ごろは2〜4月)はザトウクジラ、一年を通してイルカに出会えるチャンスがあります。
🌺
独自の歴史最初に住んだのは欧米や太平洋の島々から来た人たちでした。戦後はアメリカの統治下にあり、1968年に日本へ返還されました。
  • 父島から「ははじま丸」で約2時間行くと、もっと静かな母島にも行けます。

こんな遊び方も

アクティビティおすすめの島
サイクリング伊豆大島
サーフィン新島
海辺の温泉新島、式根島、八丈島
星空観察神津島
イルカと泳ぐ御蔵島
ホエールウォッチング小笠原、八丈島
登山・トレッキング伊豆大島(三原山)、八丈島(八丈富士)
ダイビング・シュノーケリング各島(特に小笠原、八丈島)

島旅のポイント

  • 島のお店や宿は数が少なめです。宿は早めに予約しましょう。夏休みは特に混みます。
  • 島では現金しか使えないお店もあります。現金を少し多めに持っていくと安心です。
  • 島の中の移動は、バス・レンタカー・レンタサイクルが中心。バスの本数は少なめです。
  • 天気が悪いと船が出ないことがあります。帰りの日に余裕を持たせましょう。

公式サイト

ℹ️

時刻や運航状況は季節や天候で変わります。出かける前に公式サイトで確認しましょう。

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