東京の電車の乗り方ガイド:Suica・タッチ決済・乗り換え・ラッシュ時のマナー
公開日: 2026-10-05 · 最終確認日: 2026-10-04

路線が多くて複雑に見える東京の電車も、コツさえわかればかんたん。切符の選び方から、乗り換え、混雑を避けるコツ、車内のマナーまでまとめました。
まずは結論
- 交通系ICカード(Suicaなど)を1枚持てば、JR・地下鉄・私鉄のほとんどにタッチするだけで乗れます。コンビニや自動販売機の支払いにも使えます。
- iPhoneなら、旅行者向けのアプリ「Welcome Suica Mobile」やApple Walletで、スマホがそのままICカードになります。
- 地下鉄をたくさん使うなら、外国人旅行者向けの乗り放題きっぷ「Tokyo Subway Ticket」も便利です。
- 道順はGoogleマップなどの乗り換えアプリで調べるのがいちばんかんたんです。
どれで乗る?乗り方の比較
| 方法 | 使えるスマホ・人 | ポイント |
|---|---|---|
| Welcome Suica Mobile | iPhone | 旅行者向けのSuicaアプリ。デポジットなしで、日本に着く前から準備できます |
| Apple WalletのSuica・PASMO | iPhone | Apple Payに登録したカードでチャージできます(使えないカードもあります) |
| Welcome Suica(カード) | だれでも | 旅行者向けのカード。空港や主な駅で買えます。使える期間が決まっています |
| タッチ決済のクレジットカード | 対応カードを持っている人 | 地下鉄(東京メトロ・都営)や一部の私鉄で、改札にタッチして乗れます |
| Tokyo Subway Ticket | 外国のパスポートで短期滞在の旅行者 | 東京メトロと都営地下鉄が乗り放題。日数の違う種類があります |
Welcome Suica旅行者向けのSuica。かわいい桜のデザインです。
JR山手線東京の中心をぐるっと回る環状線。渋谷・新宿・東京・上野などをつなぎます。Tokyo Subway Ticket(外国人旅行者向け)
東京メトロと都営地下鉄が乗り放題。日数の違う種類から選べます。
海外で買ったAndroidスマホの多くは、Suicaのアプリが使えません。Androidの人はカードのWelcome Suicaを用意しましょう。
タッチ決済で乗れるのは、対応した改札がある路線・駅だけです。対応していない路線もあるので、どこでも確実に使えるのは交通系ICカードです。
交通系ICカードは今どこで買える?
- 通常のSuica・PASMOカード:半導体不足で一時販売が止まっていましたが、2025年3月から駅の券売機での販売を再開しています。返却するときに戻る「デポジット(預かり金)」が必要です。
- Welcome Suica:成田・羽田空港の駅の専用券売機や、東京・渋谷・新宿・池袋・上野などの主な駅にある JR東日本の旅行サービスセンターで買えます。
- TOURIST PASMO:2026年5月に発売された旅行者向けのPASMO。成田・羽田空港の駅などで買えます。デポジットは不要ですが、払い戻しはできず、使える期間が決まっています。
iPhoneなら、カードよりスマホがおすすめ。Apple Wallet の Suica・PASMO か Welcome Suica Mobile なら、窓口や券売機に並ばずにすみ、残高の確認やチャージもスマホでできます。海外で買ったAndroidの人は、カードを選びましょう。
乗り方の手順
- 乗り換えアプリで行き先を検索し、路線名と乗る駅・降りる駅を確認します。
- 改札でICカードやスマホを読み取り部分にタッチします。
- 案内表示で路線の色と記号を確認してホームへ。地下鉄の駅には「G09」のような記号と番号がついていて、迷いにくくなっています。
- ホームの足元の印に沿って並んで待ち、降りる人が先に降りてから乗ります。
- 降りたら、黄色い案内表示で出口の番号を確認します。大きな駅は出口がたくさんあるので、目的地に近い出口を選びましょう。
JR・東京メトロ・都営地下鉄・私鉄は、それぞれ別の会社です。乗り換えでいったん改札を出たり、乗り換え用の改札を通ったりすることがありますが、ICカードならタッチするだけで運賃は自動で計算されます。
ラッシュアワーに気をつけて
朝夕のラッシュ平日の朝と夕方は、ホームも車内もとても混み合います。
女性専用車平日の朝など、一部の路線では決まった時間帯に女性専用の車両があります。- 特に混むのは、平日の朝7時半〜9時ごろと夕方の帰宅時間です。この時間に大きなスーツケースを持って乗るのは、なるべく避けましょう。
- 女性専用車に乗れるのは、女性のほか、小学生以下の子ども、体の不自由な人とその介助者です。実施する時間帯や車両は路線によって違うので、ホームの表示を確認しましょう。
- 荷物棚(網棚)には、リュックや小さめのバッグをのせます。降りるときの忘れ物に注意。スーツケースは足元に置き、ドアの前や通路をふさがないようにしましょう。
- 東京の駅のエスカレーターでは、左側に立つ人が多いですが、「歩かずに立ち止まって」とお願いしている駅も増えています。
新幹線(東海道・山陽・九州)に、縦・横・高さの合計が大きなスーツケース(3辺の合計が160cmを超えるもの)を持ちこむときは、「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要です。予約がないと手数料がかかります。とても大きな荷物(250cmを超えるもの)は持ちこめません。
女性専用車は、ホームの足元や車両のピンク色の表示が目印です。男性は指定の時間帯には乗らないようにしましょう。
車内のマナー
車内での通話はしないのがマナーです。着信音はマナーモードにしましょう。
- 混んでいるときは、リュックを前に抱えるか、網棚にのせます。
- 優先席は、お年寄りや体の不自由な人、妊娠中の人、小さな子ども連れの人のための席です。
- 通勤電車の中で食事をする人はほとんどいません。新幹線や特急では食べても大丈夫です。
- 電車は深夜に終電があり、一晩中は走っていません。夜遅くなる日は、終電の時間を確認しておきましょう。
空港から都心への行き方は「成田・羽田から東京都心へ」、主な路線は交通のページで確認できます。乗り換えアプリはおすすめアプリで紹介しています。
公式サイト
営業時間や料金、ルールは変わることがあります。出かける前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。